2018年12月26日水曜日

過去最高に楽しかった舞台だった!

さて、スーパーライブのまとめ第2弾。
前回は「ビバ! ボランティア !!」と題して、皆さんが知らないであろうボランティさんの話を書いた。
今回は、「ビバ! アクター!!」と題して書こうと思ったが...、

前回、
「ビバ!って何すか」
「古っ!」
「ビバ!でもう昭和臭が漂ってますよ」とかなりタイトルの評判が悪かった。
まっ、昭和世代のおっさんだからしょうがない。

とにかく今日はアクターについて書こうと思う。
それでは、「ビバ! アクター!!」

NPO法人HEROで活動しているアクターは現在6名。
(もちろんこの6名は、NPOのメンバーなので、ショーへの出演だけではなく、ヘアドネーションの活動も行うし、ライブ開催となればスポンサー集めなど何でもやっている)

それに対し、今回のスーパーライブのキャストは、MCとノア役を除いて12キャスト。
つまりアクターが12名必要となる。
普段の一般公開ショーは、5〜6名のアクターで回せるように作っているが、スーパーライブとなると、そうもいかない。

足りないキャストは借りてくるしかないのだが...
これが普通のアルバイトの派遣と異なり、「誰でもいい」と言うわけにはいかない。

我々の後輩も東映の現役アクターが多く、職業柄のしがらみがあり、声をかけるのが憚られる(2014年、2015年は手伝ってもらったが、3回目、4回目にもなると流石に...)。
とは言え、現役を引退した者はことごとく太っていて使いものにならない。(かく言う自分も震災前は大デブだったのだが...笑)

東京には様々なスタントマン事務所があり、どこにでも派遣してくれるところがある。
そういう所にお願いすることになるのだが、問題は顔をあわせて稽古するまで、その方々のスキルがどれほどなのかがわからない。

ご存知の方もいるだろうが、2016年はそれで大失敗した。
問題は、我々に知名度が無く、「所詮ご当地ヒーロー」と十把一絡げにされてしまうこともあるのだろう。

しかし、これに猛然と噛みついたのが、2014年からNPO法人ヒーローのメンバーとして活動している一人の男。

今回はその彼が、
「足りないキャストは自分が何とかします!高い金を払うのは自分がダメだった時にしてください!」と直訴してきた。


結果!!!

今回、とても楽しい舞台になった。
全員がアクションスキルが高い上、金で事務所から派遣されたアクターと異なり、舞台に立つ目的が我々と一緒なのだ!

これはアクターだけではなく、ノア役の役者もそうだった。
我々が作る舞台の先にあるものをみんなが共有していた。

子供たちの笑顔、
それを見つめる親たちの笑顔、
家族で龍の話題で盛り上がれる団欒のひと時...

我々が提供したかったもの。見たかったもの。


そのため、初顔合わせが多かったにも関わらず、毎日深夜までアクションのこと、芝居のことで意見をぶつけ合っていた。

本当に素晴らしいキャストだった。
自分に置き換えてみても、17歳からこの世界に入り、こんなに充実し、楽しい舞台は初めてだった。本当に楽しかった。

彼の連れてきたメンバーの中に、佐藤太輔くんがいた。
特撮好きの方の中には名前を聞いたことがある方もいるかもしれない。
彼は、テレビの海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイシルバーや、特命戦隊ゴーバスターズのビートJスタッグ、仮面ライダー鎧武では仮面ライダー龍玄を演じていたスーツアクターだ。

この佐藤くんに「今回なんて誘われたんだ?」と聞いてみた。
笑って「パワハラです」と即答された。

何でも、彼に話があると呼び出され、1冊の本を渡され、「これを3日で読んで感想を聞かせろ」と言われたそうだ。
本はリュウプロジェクトの本「震災のあの日から」だった。
夢中で読んでくれたらしい。
3日後、電話をし感想を述べると、
「よし、12月ここのショーに出るために宮城に行くぞ」と言われたそうだ。

試しに他のメンバーにも聞いてみたが、概ね同じような答えが返ってきた。
そして一様に「パワハラです」と口を揃えるが、その表情を見る限り、話を聞き自らの意思でやってきたのは間違いがない。

そんなキャストが集まったのだ、演じている我々が楽しくないわけがない!
きっと子供たちにもその思いは伝わったはずだ。

アンケートのメッセージにもたくさんの方が、
「龍のピンチに、MCが煽ってもいないのに、客席のあちらこちらで自然発生する子供たちのがんばれ〜!の声に感動した」と書いてくださっていた。

本当に楽しい舞台だった。

ヒーロー だから伝えられるものがあると我々は信じている。
次回、スーパーライブを開催する時にも、またこのメンバーで、子供たちに何かを伝えられる存在でありたいと思う。


そうそう、
佐藤太輔くんは、来月の新年会にも東京から参加するそうだ。笑




今年でキャラクター脱ごうと思っていたが、もう少しやってみようかな...
一年の最後に、そう思わせてくれる素敵な男たちに出会えたことが嬉しい。

by BOSS




2018年12月25日火曜日

石巻市 メロン保育園

今日は石巻市のメロン保育園に行ってきました☆

今年最後の訪問です♩

いつも龍に会えるのを楽しみにまっていた子供たち、スーパーライブに応援に駆けつけてくれたお友達も多く、本日も大盛り上がり*\(^o^)/*

カレンダーももらって、大興奮です☆

今日はみんなから、お歌とダンスのプレゼントもありましたよ!

1年間みんなのところに来てくれたお礼ですって(^ ^)嬉しいなぁ♡♡♡

みんなと握手をしている間、

「ばきしんらいざーりゅうと結婚したい♡」

「まいにちきてほしい!」

「りゅうは『りゅうしん!』って言ってオレンジになったりするんだよ!」

「今日はカムイがついてる!!」

などなど、さすが龍と仲良しのお友達、うれしそうにお話ししていました♩

また来年、元気いっぱいのみんなにたくさん会えるといいな☆






























2018年12月24日月曜日

多賀城市 お願いポスト ひなたちゃん・しりゅうくん

今日は、多賀城市のひなたちゃん・しりゅうくんのお願い「お家に来てください」「クリスマスに来てください」を叶えに行ってきました☆

まさか二人とも本当にお家に龍が来てくれるなんて夢にもおもわず(笑)

家の扉を開けたら龍がいるんだもの!

それはそれはびっくりしてフリーズしちゃうよね(^ ^)笑

お家の中に入れてもらって、一緒に写真を撮ったりしました♩

お母さんにお願いされたクリスマスプレゼントを龍からお渡しして、龍からもカレンダーのプレゼント☆

喜んでもらえてよかったです*\(^o^)/*

最初、しりゅうくんは緊張のあまり龍のことを直視できないようでしたが、最後には飛び跳ねて喜んでいたので安心安心( ^ω^ )

ひなたちゃんも「かっこいい!これからも応援する!!」と言ってくれました☆

素敵なクリスマスイブになったようで、嬉しいです♩

また会いましょうね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆




2018年12月23日日曜日

VIVA! VOLUNTEER!!

終わったスーパーライブのまとめとして、ブログを書けと言われていたのだが...
何せ師走の忙しい時期に、しかも今週末に現場を控えていたのに、水曜日の積み込みから当日までの5日も仕事を休んだら、流石に今週一週間は本業の仕事で書く暇はなかった。

やっと本業の現場も終わったので、思いつくままに書いてみる。

まずは何をおいても、裏でこのライブを支えてくれたボランティアの皆様に感謝申し上げる。
本当にありがとうございました。

皆様の、いつも笑顔を絶やさず、ホスピタリティ溢れる対応によって、来場者の満足度も格段にアップしたはず。

特に今年は(って、いつもだが...)、復興支援団体プラスネオの中村さん達には大変お世話になった。

毎回、リュウプロメンバーが教鞭を執る高校の生徒達が、ボランティアとして1日40名程度参加してくれていたのだが、今年は突然の学校行事と重なり、2日間で5人に減ってしまった。
高校生である以上、学業優先は当たり前のことである。

しかし困った。
何せ、その話がわかったのはライブ開催10日前だったからだ。

特に土曜日は、入場から本編スタートまでの時間が短く、受付を列ごとに8ヶ所設置するため、受付周りだけでも18名程度が必要だ。
そのほか、活動資金を得るための物販コーナーにも人が必要だ。
やはりここも入退場時に集中するので8名程度が必要となる。
さらに、ロビーイベントコーナーや、バックステージでキャラクターの早替えや小道具の管理もリュウプロスタッフを中心にボランティアにお願いしている。


さぁ、困った!!!
まずは自分たちが本番15分前まで受付をやるとして、足りないスタッフをなんとか集めなくてはならない!
(15分はキャラクターに着替えるギリギリの時間だ)
特に受付は、来場者が初めてライブのスタッフと接する場所だ、ここで段取りが悪いと楽しみにしてきた気持ちが半減してしまう。

まずは、メンバーの家族に動員がかけられ、来場者の中の大人枠から見知った顔の抽出。

「うちの息子、中1なんすけど役に立ちますか...」
「おー!とりあえず連れてきてくれ!」

「あっ、この方々大崎のご当地ヒーロー、リテラクリーガーの人たちじゃないですか?」
「おー!8時半に来て、1ベルまで受付手伝ってもらうように頼んでみろ!」

「あっ、ブックレットやポスター、チラシを発注している社員さんじゃないすか?」
「おー!次回開催するときも必ず発注するから手伝ってくれと頼んでみろ!」
「同伴者、彼女っぽいすよ」
「おー!んじゃ、仲良く2人でお願いしますと頼んでみろ!」

そんなこんなでかき集めても、予定の半分しか集まらなかった...

プラスネオの中村さんに事の次第を、かくかくしかじかと電話をすると...

「いやー、アクターさんたちに受付などをさせられませんよ」と言われ、さらに「僕たちが何とかします」と続けられた。

「はぁ...  そうですか...」とその場は半信半疑で電話を切ったが、その数日後、中村さんから、「ボランティアが追加で25〜30名程度集まりました」と電話があった。

正直ありがたかった。

何年経っても会館での公演は緊張するし、本番前は、自分のセリフや殺陣を反芻する時間が欲しいのが正直なところだ。
それが15分前まで受付をやらなくてはならなかったら... と思うと恐ろしい。

結果、我々アクターは受付やその他の雑務をする事なく、ライブにのみ集中することができた。


そんなこんなで始まったスーパーライブ。
本当にいつも以上にお世話になったプラスネオのみなさま。


最終日、ある程度の片付けが終わって外に出ると1台の小型バスがやってきた。
周りには、先に上がると思われるボランティアさん達が「お疲れ〜!」と、声を掛け合っている。

降りてきた運転手さんが、ボランティアさんが溜まっている場所に向かって、「東京からのボランティアさんは先に出ますのでバスに乗ってください」と声をかける。

隣にいたメンバーに思わず、
「おい、今、東京からって言ったか?」
「はい。自分にも東京って聞こえました」

思わずバスに乗ろうとしていた集団に声をかけた。
「皆さん東京からいらしているんですか?」
「はい、そうです。プラスネオの中村さんから、リュウプロジェクトの皆さんの話を聞いて、中村さんが何とか助けて欲しいと言われたので。でも、来て良かったです!」


思わず涙が流れた。

破牙神ライザー龍スーパーライブ。演じている我々の影で、このような素晴らしい方々がいることを、来場した皆さんにもぜひ知って欲しい。

大崎のご当地ヒーローリテラクリーガーチームにしても、結局、朝から最終公演終了まで手伝ってくれた。

また、デジタルアーツ仙台校の声優科から来てくれたボランティアの皆さんにもお世話になった。彼ら、彼女らは、ライブの冒頭でのシーンにも出演してくれた。

書いてるうちから思いだして涙が溢れてくる。


全てのボランティの皆さんへ。
このスーパーライブは、皆さんと我々で作り上げている公演です!
我々だけでは絶対に作ることが出来ない公演です。
本当にありがとう!

ビバ! ボランティア!!

とりあえず、長くなったので今日はここまで。


by BOSS


2018年12月21日金曜日

大河原町 金ヶ瀬カトリック保育園

今日は、大河原町の金ヶ瀬カトリック保育園に行ってきました♩

お久しぶりの訪問☆

みんな楽しみに待っていてくれました♡

久しぶりだったからか最初はちょっぴり緊張モードでしたが、みんなすぐにニコニコになってりゅうと握手してました(^ ^)

風邪気味のお友達が多いということで、みんなにパワーを分けてきましたよ〜♡

さて、スーパーライブに遊びに来てくれたお友達も多かったようで、みんなを代表して感想をお話ししてくれた子も☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

「スーパーライブ行ったんだ!すごい!!」

と、周りの子達も大興奮で、その子はヒーローになってました(笑)

先生方にも「早くDVD見たいわ〜〜〜!」と言われました…

が、頑張りますm(_ _)m笑



















2018年12月20日木曜日

丸森町 舘矢間保育所

今日は、丸森町の舘矢間保育所です☆

もんのすごい盛り上がりでした♩

「おおきくなったらばきしんらいざーりゅうとけっこんしたい…」

ともじもじしていた女の子もいました♡か、かわい〜〜〜〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

カレンダーのプレゼントがあるということを告げると、みんな手を上げて大喜び!!

ニコニコ笑顔で龍から受け取っておりました☆

写真を撮った後も、みんなの興奮は冷めず、

「龍のポーズをもう一度教えてください!」とリクエストが♩

一緒にたくさん練習したので、次回は龍のポーズでお写真撮ろうね*\(^o^)/*

「明日もきて〜〜〜〜〜!」と言ってくれた子もいました(笑)

またらいねんの1月に遊びに行くからそれまで待ってて!お願い!(笑)