ちょうどいい機会なのでもう一つ。
我々は、関東圏、関西圏の複数企業から出演オファーをよくいただくが、以外と多くて閉口するのが、
「昨年は◯万人きたイベントなのですが、ご出演できますか?」
「スケジュールは大丈夫なのでお伺いします。後ほど見積書をお送りしますね」
「えっ!お金かかるんですか!」
「・・・・・・」
もはや笑うしかない。笑
先方にしてみると、お宅のキャラクターに、◯万人もの前で宣伝の機会を与えているのでバーターでいいでしょう。そういうことなのだろう。
これは、この担当者からみて、破牙神ライザー龍に商品価値が無いからだ。
ショーの金額をつけるのはこちら側だが、それを払う価値があるか無いかを判断するのはクライアントだ。
「ふざけるな!」と怒る前に、クライアントから正常にお金を払ってもらえるような、魅力あるキャラクターになるのが先決であろう。
運営費の確保はほとんどのNPOも頭を抱えている問題だと思う。1円でも多く運営費が欲しいのはどこも同じだ。
我々は、出演料のダンピングを原則しない。
原則というのは、年間に複数のショーを買ってくれたところは多少の値引きはしているからだ。
それ以外は、同じ金額で買っていただいている。
なぜなら、我々のショーパッケージを買ってくれている企業や自治体から、「龍のショーを買うことによって、間接的に子ども達の支援につながるから...」と、言っていただくことが少なくない。
そのため、ここには安く、ここには定価という売り方はしていない。
代理店やクライアントがキャラクターの価値をつける一番の基準が集客力だ。
だから我々は、たくさんの子ども達が来てくれるように、また、たくさんの子ども達の憧れを壊さないようにキャラクターを大事にしている。
握手撮影会で、一部の大友と呼ばれる方々の「踏みつけてください」や、「殴ってください」などなどの要望をお断りしているのはそういうことだ。
ハグも同じだ。
「ハグは挨拶だ」という方もいるが、ここは日本だ。ハグが挨拶といえるほど、ハグ文化が成熟しているとは言い難い。だから我々は、子ども達の前で成人女性を抱きしめたりしない。
抱きついたり、腕を組んだり、手を握ったりすることで何かを感じたい方もいるかもしれない。それを我々は拒否はしない。ただ龍が抱きしめたりはしない。
これは我々のやり方であって考え方だ。そうではない団体もたくさんいることを承知しているし否定する気もない。
我々は、パッケージによって金額は異なるが、フルパッケージショーで交通費、消費税別で25万の金額をいただいている。
昨年一年間で、キャラクターショーを含む事業費売り上げが、22,644,735円。
この金額を落とさないためにも、ボランティアという言葉に甘えず、最高のパフォーマンスを提供できるように、みんな老体に鞭打ちながら日々鍛錬している。(ハズだ...)
長々と書いてきたが、もう一度!
NPO法人は市や県や国から活動費を1円たりとももらってはいない!
というわけで最期に、JAMMINさんとのコラボチャリティ、よろしくお願いします。m(_ _)m
なんか、ここに落としどころを持ってくるような文になってしまったが、たまたまです。笑
最期の最期に...
お金の使い方や使う優先順位は人それぞれ。
余裕があった時にグッズを買ってくれたり募金をしくれれば嬉しい。
でも、一番嬉しいのは、一般公開のショーに足を運んでくれることです。
上にも書きましたが、クライアントがキャラクターの価値を決めるのは集客力なのですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿