2017年8月8日火曜日

ヘアドネーション 私達が31センチにこだわる理由

昨日電話取材を受けた日本テレビの情報番組「PON」。
関東圏のみの放送のため、見ることが出来ませんでしたが、放送が終わった頃より、たくさんのお電話をいただきました。(╹◡╹)♡

激励や、髪の毛の寄付の仕方や、ウィッグの申し込みの仕方などなど......
たくさんの方に興味を持っていただきありがとうございます。

ぜひ、皆さんが髪を切る時に思い出してください。
あなたの髪の毛を必要としている子供達がいることを......

詳しいことは、龍のヘアドネーションのホームページをみてくださいね。

http://hairdonation.hero.or.jp



最近多いお問い合わせに、
「髪の毛が15センチから寄付できるとWEBで見たのですが......」
という質問があります。

私たちが集めているのは31センチ以上の髪の毛です。
残念ながら、それ以下の髪の毛は、私達では使い道がありません。

31センチはハードルが高いと言われます。
確かに、31センチは大変ですよね。
それでも私達が31センチにこだわっているのは、現在、私達のもとにウィッグの申し込みをしている子ども達の全員が、全頭脱毛症の子ども達なのです。

ウィッグのベースとなる素材に、ご寄付いただいた髪の毛を植毛する時は、V字型で植毛します。
つまり、1本が31センチでしたら、半分に折ってV字型で植毛するのです。
そうすると、約15センチの髪の毛のウィッグができます。

これが、15センチの場合は、約7センチの髪の毛のウィッグになってしまいます。
部分ウィッグなら可能でしょうが、先にも書きましたが、私達の元に申し込んでくる子供達は全員がフルウィッグなのです。

そのようなわけで、私たちは31センチ以上にこだわっています。

何卒ご理解くださいますようお願いします。


その他の送り方などはホームページをご覧ください。


補足
1つのオリジナルウィッグを作るのに、20人から30人分の髪の毛が必要です。
枝毛があっても、傷んでいても、染めていても、白髪でも大丈夫です。
お送り頂いた髪の毛は、専用液で半年から一年をかけてトリートメントし、髪質を均一にならします。そこから染色をし、ウィッグのベースとなる素材に植毛し完成します。
その後、近くの賛同美容室で、その子の好きな髪型にカッティングしてもらいます。
髪の毛も、賛同美容室も、資金も不足しています。
髪の毛で悩んでいる子ども達のために、お力をお貸しくだされば幸いです。




31センチの髪の毛で、子供達の笑顔をつくれます。




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