2016年11月17日木曜日

すべての皆にありがとう!

 スーパーライブを題材になんか書けとのことなので徒然に書いてみる。

 来場いただいた皆様へのお礼はもう別の者がtwitterに書いているようなので、ここではスタッフや裏方の人たちへのお礼の言葉を贈りたい。

 まずは、何をおいても、東松島復興支援団体プラスネオと関連する皆さんと、東北生活文化大学高等学校のボランティアの皆さん。
 本当にありがとう。皆さんのおかげで、我々は運営面を全く気にすることなく、舞台に集中することができました。
 土曜日の最後の公演では、サプライズで韮沢怪人のキャラクターを出した際、私たちの方で「大人限定」としたために、お子様連れのお客様からお叱りを受けてましたね。本当にゴメンなさい。
 また、当日ステージ前列のお客様が8名ドタキャンしたときも、私たちのモチベーションが下がるからと、お客様にお願いし、席を詰めていただいたことも後から知りました。
たしかに、最前列が8席も続けて空いていたら正直、気になります。
 1ベルから本ベルまでの間にそんな神業的に対処していただいていたとは...
 そして何より、どんなお客様にも常に笑顔を絶やさず、明るく接している皆さんは私たちの誇りです。心より御礼を申し上げます。ありがとう!


 スーパーライブは他にも音響スタッフ、照明スタッフ、美術スタッフ、映像スタッフ、音効スタッフなどたくさんの専門職の方が一丸となって作り上げています。
 限られた予算で、(本当に限られているのですが...)子ども達や龍を応援してくれる大人達に最高のパフォーマンスを見せられるよう各セクションで努力していただいています。
 音響さんはお客さんに臨場感を感じてもらうために客席の左右にウーハーを仕込んでくれています。お客さまは体感音圧を感じることでよりリアルな舞台を楽しめるのです。

 照明さんは舞台の肝です。照明が各シーンと合ってなかったり、入れ替わりのシーンを消したり出来ないと、舞台そのものが台無しです。本当に大事なセクションです。

 そして美術さんには、こちらが演じる側として、まぁ呆れるほど細かい注文を出します。ステージをもっと高くしろとか、幅と奥行きを広くしろとか、サイドのパネルの角度をこうしろ...あぁしろ... 等など。
 「予算的に厳しいです」じゃ、後せめて1メートル。「無理!」じゃ50センチ!いや、30センチ!!!「じゃ、高さだけですよ!」幅も頼むな... 「無理でしょ!」
 あっ、だよねぇ〜。わかりました...(勢いでいけるかと思ったんだがなぁ...)。
 こんな感じでやりとりが進んでいきます。

 映像さんは撮ってからが大変。編集時の我々の細かい注文に応えられるようにあらゆるシーンを撮ります。年々予算が厳しくなり、カメラの台数を減らしながら、最高の画を抑えるためにリハーサルからアクターに付きっきりです。頭が下がります。

 最後に音効さん。音効とは「音響効果」の略で、シーンごとの音楽を決めたり、殴る音や蹴る音、剣の音などを作ります。市販されている効果音集などは、DVDなどを製作し販売する予定の我々では、著作権の問題で使えないのです... だから作ります。音効さんが。
 そして毎年新曲も作ります。これは前回書いたので、とりあえず、タラちゃんいつも素敵な楽曲ありがとう。来年開催が決まったらもう少し余裕をもってやりたいなぁ...笑

 特に今年は、最後の大殺陣でスローの演出を入れたく、その効果音を作るのに苦労していただきました。アイデア自体は、3年前にスペインの劇団がやっていたものをメンバーが見つけてきたものですが、その演劇自体が昼間でしたのであまりイメージがわかなくその時はボツになりましたが、その後、それを照明をつけて舞台で演じたのがウルトラマン。今回それを取り入れてみました。
 スローを強調するために、入る瞬間にそれまでの石原さんの曲をぐっと抑え、照明をシンプルなものにし、演者にだけあてる。その瞬間には、SEマン、音響オペ、照明オペ、演者と、4つのセクションが同時に息を合わせて動きます。これがなかなかうまくいかず...
金曜のリハは21時までかかってしまいました。
 でも、お客様のメッセージを読む限り、カッコよく見えたようです。(よかったよかった)
 この様に、演者の難しい(面倒くさい)要求にも文句も言わず影で舞台を支えているのが技術スタッフの皆様がた。本当に皆さんありがとうございます。

 いよいよアクター。
 ここは完全に身内なので褒めるのは憚られるのですが、なんとか探してみたいと思います。笑

 ユニオン、勢いがあってよかった。


 ブラスト、もっと痩せろ!!!

 アルディナ、うん。カッコよかった。後6年、俺たちの歳までその動きをキープしてくれ!


 カムイ、意識が戻るシーンからの演技。よかったよ。

 アクア、やっぱ、息切れるよなぁ... お互い...

 ヴァイラス、セリフが全部入っていたのに驚いた。(本当は当たり前なのだが...)

 グランディス、歳を重ねるごとにナルシスト感に磨きがかかっているな。舞台上だけにしておけよ。

 ウィンデラ、今回は一番難しい役だったなぁ。あの無機質な演技、よかったよ。「無」を演じるのは難しい。さすが。(ここまで褒めればまだ引退しないだろう...)

 リクイダム、あのいちいち面倒くさい奴のセリフをそのまんま演じていたのはさすがだね。また他のキャストのセリフの時でも細かな演技をみせてくれていたのも流石だ。

 アヴェス、もう、あなたしか演じられるものがいません!たしかなアクションスキルがある上でのユーモラスな演技は、安心してみてられるよ。さすがだ。


 タゴA もう、あなたは固定。アヴェスとの絶妙な掛け合い。グランディスのナルシスト感を存分に引き出す立ち位置。本当に素晴らしい。タゴの鏡だ!
 タゴT おまえは痩せろ!!! 平日のボラ公演では、龍着ることが多いんだろ!
 タゴO おまえは牛乳飲んで大きくなれ!

最後にMC、MCはキャラクターと子ども達の架け橋。その責を十分果たしている。君と子ども達の声援が舞台の演者の力になっている。ありがとう。ただ、もう少しおっさん達にも敬意を払え。笑

 この他にもリュウプロにはかっこいいアクターがいるのですが、なんせ、みんな他に仕事を持っているので、ゲネと本番の金・土・日を確実に休んで全員が揃うのは正直難しい。でも、いつか、全員が揃って舞台をやりたいよね...。

 と、言うわけで、影で働く君たち、マスクをつけて演じる君たちには、観客から直接感謝の言葉は贈られない。代わりに私が感謝の言葉を贈ろう。
 ボランティアの皆さん、技術スタッフの皆さん。本当にありがとう。ライブ終了後、たくさんのメッセージが寄せられました。ほとんどがライブ開催への感謝の言葉で占められている。これは、そのまま皆さんへの感謝の言葉です。

 アクターの諸君、絶対に私より先にスーツは脱がせない!これを感謝の言葉として贈ろう。
 どこが感謝なんだという言葉は受け付けない!! んじゃ!

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