メールや電話は、返信や直接話すことで僕の思いを伝えられたのだが、問題は1通の手紙。
非常に達筆な字で書かれており、文章も、教養と人となりが溢れる手紙であった。
何が問題かというと、住所が書いてないのである。お名前も。
最後に、「4歳の孫といつも龍を応援している80歳のおばあさん」としか書いていない。
4歳になるお孫さんが、女の子なのだが、龍が大好きなそうで、幼稚園から帰ると、毎日おばあさんに龍のDVDをかけてくれとせがむらしい。
さらに、母親が帰ると、母親の携帯に保存している龍と自分の写真を見せてくれとせがむそうだ。
おばあさんも、おかげで龍のことが詳しくなり、おばあさん、お嬢さん、お孫さんに、お父さんを含め、三世代で毎日龍の話題で明るく暮らしていると書いてあった。
もちろん先日のスーパーライブにも、4人で見に来てくれたそうだ。
それ以外に手紙には、前回僕が書いた文章にたいして、率直かつ丁寧なご意見をいただいた。今回、どうしてもこのおばあさんにお礼を言いたくて、ブログの担当に載せてくれるようにたのんだ。
もともと、11月29日に僕が書いたブログをお嬢さんから見せられ、手紙をくれたので、この文章が、おばあさんとお嬢さん、お孫さんに届くことを切に願う。
拝啓
おばあさま、お手紙ありがとうございました。
日々お孫さん達と、龍の話題で明るく過ごしているとのこと。ありがとうございます。
私たち、運営している者、演じている者にとって何より嬉しいお言葉です。
この度は、私の拙い文章で、お嬢様、お孫さんにご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
おばあさまのおっしゃる通りです。
私自身、周りが見えていなかったと思います。
「158名の心無い方がいる一方で、1,852名の龍を愛している子どもたちの存在...」
当日欠席者の数の多さに、驚き、半ば失望し、私たちの労力が虚しさに変わり、来年のスーパーライブ開催への意欲が全くなくなってしまいました。
しかし、おばあさまがおっしゃる通り、スーパーライブでは、1,852名もの子ども達が、涙を流し、手を握りしめ、龍と共に戦っていたんですね。
その声が力になると信じて...。
ライブ終了後に寄せられたコメントを読んでも、その様子が私たちにもひしひしと伝わっていたはずなのに、思いがいたらず申し訳ございません。
「たった158名の心無い方のために心を折らないで欲しい...」
この言葉にも心が動かされました。
創っている私たちが情けない思いです。
お手紙を拝見し、目が開きました。
多額の費用がかかるスーパーライブ、今ここで「開催します」と断言できませんが、前言を撤回し、龍を応援し、愛してくれている子ども達のために、破牙神ライザー龍スーパーライブの来年開催を目指して最大限の努力をします。
来年、楽しみにしていてください。
最後に、今回暖かいご指導、誠にありがとうございました。
また何か私たちが間違った時には、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
敬具
BOSS
どうか、私の想いが手紙を下さった
おばあさんと、お嬢様、お孫さんに届きますように!
0 件のコメント:
コメントを投稿