仙台の秋の風物詩「定禅寺ストリートジャズフェスティバル(JSF)」が開催されています。今年でもう21回目なんですね。
当初、震災で3割ほどの規模縮小が見込まれていましたが、実際に募集してみると、過去最多の応募数だったということで、昨年とほぼ同様のステージ数、45ステージが実現しています。
明日は、9月11日。震災からちょうど半年です。
今回のJSFでは2日間とも、地震の起きた時刻、午後2時46分の1分間すべてのステージで「A」の音が奏でられます。私は、今日この時間、錦町公園でこの音を耳にしました。
「A」の音は、ハ長調の「ラ」の音にあたり、オーケストラの音合わせで基準にされる音だそうです。
さらに、お寺の鐘の音にも多く、心に深く響く音とされているそうです。
錦町公園は、3つのステージがあるので、少し離れた場所から、別のバンドの別の楽器のAの音が届いて混ざっていました。確かにただ一つの音階という感覚ではなく、優しくじわっと染み込んでくるような不思議な感じがしました。
明日は、ちょうど半年。節目の日です。
ぜひ皆さんも一緒にもういちど震災に思いをはせ、鎮魂、再生を祈る時間を共有してください。
この「A」の音、赤ちゃんの産声もこの音に近いそうです。
破牙神ライザー龍エンディングテーマ
「泣きながら生まれて」/宮内真友
by my
0 件のコメント:
コメントを投稿