2017年1月7日土曜日

破牙神ライザー龍スーパーライブ2016メッセージ

 昨年、「スーパーライブのメッセージをいただいた感想を何か書いてくれ」と言われ、書こうと思ったのだが、その前に、目に飛び込んできた報告書の欠席者数に驚き、頼まれたメッセージの感想ではなく、欠席者について書き、その後、ずるずると伸びてしまったが、この週末何もないから書けと再三言われ、重い腰をあげてやれやれと書いてみる。
(毎度前置きが長いが、僕なりのブログ担当者へのちょっとした抵抗。笑)


 さて、改めてメッセージを全部読み返してみた。アンケートを記入してくださった方が959人。その半数以上の方がメッセージを残してくださった。
 ホームページに掲載されているのは、リュウプロジェクトへのメッセージだけだが、オープニングアクトや石原さん、そしてボランティアさんや技術運営それぞれのスタッフ宛、そして、パフォーマーにいたるまで、本当にたくさんの方々からメッセージをいただいた。

 心温まるメッセージが多く、パフォーマンスを提供し、読んでるこちらが逆に勇気を与えられれ、感動する内容だった。
 私たちが伝えたかったこと、感じて欲しかったことが、皆様と共有できたた手応えに、本当に嬉しく、改めて、このステージを一緒に作り上げたテクニカルスタッフや、裏方で支えてくれているスタッフ、ボランティア、そしてパフォーマーの面々に感謝したい。
 ありがとう!


 貴重なご意見もたくさんあった。
 ここからは、それに対しての私たちなりの見解を示したいと思う。
 
 まずは、いろいろなご意見の中で一番多かったご意見から。
(同じようなご意見を5名の方からいただいた)
 内容は、
「使われている言葉が難しいので、子どもでもわかる言葉に変えて欲しい...」

 たしかに、龍の台本は、渡された時、スタッフの中にも「ん...? これ何と読む...」とスマホの辞書機能で調べる者もいる。

 私たちが現役時代も、この問題はたま〜に話題に上がった。新人が入り、慣れてくるとたまに、「この台本子ども達はわかるんでしょうか?」と聞いてくる者がいる。
 我々の答えは決まって、
「わかるわけねぇよ!」だ。

 ちょっと乱暴な物言いだが、その通りなのだからしかたない。
 テレビの仮面ライダー、戦隊シリーズ、ウルトラシリーズだって、全てを幼児向けの会話にしているかといえば、そうではない。

 私たちは、子ども達の “感じる力” を信じている。
 たしかに私たちの台本は難しい言葉が使われている。だけど、子ども達は言葉の意味は理解できなくても、言葉の意味を “感じる” ことはできると信じている。
 誰が悪で、誰が正義なのか、そして、何が悪で、何が正義なのかを。スーパーライブをぜひ、思い出してみて欲しい、破牙神ライザー龍に声を限りに声援を送る子ども達の姿を。子ども達は、言葉の意味はわからなくても感じているんだ。

 ぜひ、ホームページに掲載されているメッセージを読んで欲しい。
「難しかった...」のメッセージ以上の、「子ども達は何かを感じ取ってくれたようでした...」との、メッセージが溢れている。

 何より一から十まで子ども達に理解できる台詞まわしで作ったら、アンパンマンになってしまう。
 そこは、アンパンマンに任せていい。
 お父さん、お母さん、私たちの演技力を信じてください。笑
 必ず子ども達に、私たちの “心を” 届けますから!!


 さて、次はご意見としては1名だけなのだが、触れておく。
「スピーカーの音が大きすぎて不快だった」

 これは、第1回の開催から音響スタッフと協議を重ねてきた問題だが、どうしても、会場のキャパや構造の問題で折衷案として、今の音量に落ち着いた。
 音量をスピーカー前の最前列の方に合わせると、最後列の方々に不満がでる。そこで、中間席に合わせている。
 過去二年間、心配しつつも、来場者から要望もクレームもなかったので、昨年も例年通りの音量に合わせたのだが...
 今後の改善策として(開催した場合)、スピーカー前、2列は、大人の若年層の方にする。または、スピーカー側は不可などの事前要望を確認するなどの対策をとりたいと思う。


 その他のご意見もお一人様なので割愛させていただくが、もう一つだけ、辛辣なご意見があったので掲載。
「本物のヒーロー、クォリティーの高いものを観せたいのであれば、アクションのレベルをもっとあげる必要がある。せめて決めポーズだけでも綺麗に決めて欲しい。(一部抜粋)」

 14行ほど上で、「私たちの演技力を信じてください!」などと言っておきながら...笑
 いやはや、もう、すみませんと言うしかありません。
 おーい!アクター諸氏、もうこのメッセージ読んでると思うが、肝に銘じておけよ!
 俺たちのアクションをみて、こう感じる人もいるということを!


 次回開催を目指しつつ、開催したときには!!!

「おーい! 盛岡30代女! 絶対見に来いよ! 昨年より精進して、かっこいいショーを見せてやる!!!」

 と、言うことで、この他にも各1名づつのご意見がありましたが、すべてのご意見と真摯に向かい合い、取り入れることのできることや、修正できるところは大いに改善していきたいと思う。

文責 BOSS



破牙神ライザー龍スーパーライブ2016
メッセージURL
http://ryuproject.com/event/201611/file/2016super_live_message_all.pdf


0 件のコメント:

コメントを投稿